新建設計

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栄光堂東村山工場

構造:鉄筋コンクリート一部鉄骨造 規模:地下1階地上6階塔屋1階
敷地面積:318.15m² 建物面積:208.22m² 延床面積:1,144.18m²


工場というと機能主義的な無骨なデザインとなりやすいのは、作業場を天井と壁と床で囲めば良いと極めてローコストを求めるからです。しかし人が働く場であるから作業が出来ればいいのではなく、いかに作業しやすくやる気を起こさせる空間にするかによって生産高も変わってくると考えました。製品がお菓子(食品)なので、作業上衛生面に注意しなければなりません。作業環境と作業効率からゾーニングは1階が執務と搬入搬出で、2階が製造、3階が休憩と倉庫としました。ショートケーキの苺は、ちょこんとのせられていて食べてしまえばカステラとクリームが残るのだけれど一粒の苺の影響は大きなものです。サッシの枠を赤にしたのはこの苺と同じで、ごく普通の立面を清潔感のある立面に引き立たせています。


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